葉もの系エケベリアのMademoiselle マドモアゼル
フランス語でして、未婚の女性の敬称、すなわち英語でいうところのMissにあたる言葉・意味をもつエケベリアであります。そんなお嬢なるエケベリア。
フリルコブエケベリア界の巨匠DicK Wrightさんが1964年に作出した結構古いエケベリアのようです。ICNに提供されているDWさんのMademoiselleは淡い感じの色味に大きめなフリルが波打つ感じなのですが、日本で流通しているのは全く違います。というのも、日本ではおそらく(少なくとも)2種類のマドモアゼルで流通しているように思います。こちら
いずれもマドモアゼルの名前で入手。ひとつはコブエケでして、もうひとつはフリルエケ(コブはでません)です。コブエケの方が日本ではメジャーなのかもしれません。
でもおそらく本家に近いのはフリルだけのマドモアゼル。こちらはかなり濃いピンクになり、きれいなエケベリアです。でも本家のマドモアゼルはここまで濃い色にはならないと思うんだけど……(^-^;
ということで、本物は果たして本当に日本で流通しているのか、疑問の残るエケベリアでした。かなり古いエケですからね、致し方ないといえます。