読書の秋、多肉本紹介のシリーズ第3弾であります。
今回も前回に引き続き、洋書のエケベリア本の紹介であります。前回は原種エケベリアでしたが、今回は園芸種・交配種エケベリア150種を取り扱った図鑑です。
Lorraine Schulz = Attila Kapitany 『ECHEVERIA CULTIVARS』です。2005年1月発行。洋書のため、もちろん、すべて英文であります(;´Д`)
総ページ数208頁、基本的に1品種1頁に大きな写真とコメントで解説されています。取り扱う園芸交配種は150種。2005年以前の段階で世界的に認知され親しまれている有名なハイブリット種を取り扱っています。ちなみにアルファベット順のため、一番最初にくるのがアフターグローであります(^^) カバー裏表紙もアフターグローかな。
私、この本、エケベリアハイブリットのなかでもコブエケベリアやフリルエケベリアなどがお好きな方にぜひおすすめしたいです。かなりの量がコブエケ・フリルエケが占めており、これ1冊で昔から定着しているようなコブエケ・フリルエケのたいてい載っているといっても過言ではないと思います。
最近、エケベリア紹介でご紹介したバージニア・リーももちろん掲載されています。
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もちろん、コブエケ・フリルエケ以外も掲載されていますが、コブエケやフリルエケが好きな方の方が参照すべきところが多いエケベリア専門書となっています。
少々誤植等も散見されます。たとえば、81頁にあるagavoides 'Corderuyi'ですが、明らかに魅惑の宵 'Red Edge(旧名’Lipstick’)です。
こちらの本も前回ご紹介した『The genus Echeveria』同様、オークションサイトやフリマサイトなどで中古などを見つけるとよいかもしれません。種子のときにご紹介したあるびの精肉店さんにも時たま入荷され販売されていたかと思います。
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エケベリアの図鑑としては今回の本を含めた3冊がおススメです。皆さんの関心・興味のある分野の本を参照して頂きたいと思いますが、個人的にはやっぱり羽兼さんの1000種が網羅的でよいと思います(^^)/
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