今回は物語を完結できない人向けに、どうやって物語を完結させるかを書いていきます!
そもそも完結させないと賞に応募できないし、ネット小説でも読者さんの信頼を勝ち取れないですからねぇ
完結への信用って大事だと思います。
少年漫画を例に
シナリオにも将棋の定跡のように王道の作り方があります。
その王道を離れるといばらの道です。慣れるまでは、定跡を歩いたほうがいいと思います。
導入部分(主人公の目的・特徴をはっきりする)
例:マンガのワンピースなら「ルフィはゴム人間で、海賊王になりたい」
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目的に必要なものを集める作業
例:ワンピースなら、仲間や船
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ライバルや乗り越えなくてはいけないトラウマを登場させる
例:ワンピースなら、敵の海賊団や過去の苦い思い出
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読者を驚かせる装置を登場させ、主人公に挫折感を味わあせる
例:実はもっと強い敵がいたや倒したライバルが下っ端だったなど
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主人公が挫折を乗り越えて、その何かを倒すor乗り越える
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目標達成(ハッピーエンド)or挫折(バッドエンド)
これが一番多い定跡。
海外映画なら3幕構成とかいわれている書き方に近いですね。
この書き方に従って書くと、だいたい2~5万字くらいの中編がわかりやすく書くことができます。
即興でなろう小説の題材をかくなら
・主人公は落ちこぼれの冒険者。仲間に裏切られて、洞窟に放置されてしまう。しかし、主人公にはモンスター使いの才能があった。勇者の光属性の力でその才能が消えていたのだった。主人公はかつての仲間たちに復讐を誓う。
・強力なモンスターを仲間にする
・その中で、強いドラゴンと戦う。苦戦しながらも主人公はそいつを飼いならす。
・勇者が魔王を倒したというニュースが・・・
・主人公は、新しい魔王となるために、魔王軍の残党まで仲間に入れて、新しい魔王に君臨する。
・そして、最終決戦! 勇者に勝ちざまぁ
これがだいたい、5分で作ったプロットですw
感覚的に5万字くらいの小説。中盤にもう少しドラマを入れて10万字を目指すかどうかの内容かと思いますw