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多肉の実生に挑戦しよう! 準備編

皆さん、今年の多肉計画はしていますか~? 今年は、ひとあし早く実生にチャレンジしちゃいませんか~??もちろん、暖かくなってきた春頃から実生にチャレンジするのもよいですが、ちょっと前にご紹介した便利な機器を用いると今から種まきができますよ~。ということで、今回は、多肉の実生、すなわち種まきにチャレンジする前に用意しておくべきものを準備編と題して、ご紹介しましょう!

 

1 種子

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言わずもがな。これがないと始まりません(^-^; 大量に購入するときは、海外の著名な種苗会社から輸入するのも良いのですが、輸入のコストとリスク、種まきに失敗したときのショックなど非常に大きいものがあります。最近では国内でも多肉種子を取り扱っているところがいくつかありますので、次のようなお店から少量ずつ購入してみるとよいのではないでしょうか。

私が利用させていただいたことのあるお店はこちら。

store.shopping.yahoo.co.jp

seedstock.jp

e-taniku.com

brooklynlifehack.hatenablog.com

 

(寒い時期などから種まきする場合はこれがあると便利で楽々)発芽育苗器

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春になって暖かくなってきてから種まきをする方は必要ありませんが、冬の多肉仕事があまりない時期に種まきをしてしまおうという方はこれがあると便利でとっても楽に発芽管理ができます。ちなみに、私は冬のこの時期に種まきをする方が植物の調子もよいのです。発芽育苗器は、一定温度まで加温し、適温状態に保温できる機器です。これは前回ご紹介しましたのでご参照ください。

brooklynlifehack.hatenablog.com

 

 種子殺菌剤

多肉植物の種子は概してとても小さいものが多く、発芽直後もヒョロヒョロとした芽生えなので、高温度・高湿度の発芽環境のなかで、カビや雑菌などによってダメになってしまうことも多いです。種まき前に種まき用の容器を消毒したり(新しいものを使用する方がよいです)、土を熱湯消毒したり(土を火にかけて炒る人やレンジでチンする人もいます)、種自体も殺菌剤の粉末を直接かけたり、水和させて散布したり、浸したりする必要があります。殺菌剤としてはベンレートを用いたり、オーソサイドやホーマイなどの種子用の殺菌剤を用います。私はホーマイを愛用しています。

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感想(5件)

 

4 種まき用の容器&給水用のトレーなど

このあたりは人によってさまざまなので、ポリポットを用いる方、小さめの鉢を用いる方、プラグトレーなどを用いる方、食材のパックやカップを用いることもあります。何でも構いませんが、高温度・高湿度を維持できるよう密閉になるものがよいです(ラップをかけて輪ゴムなどで止めても大丈夫です)。なによりも清潔な容器、できれあ新しいものを用意しておく方が良いと思います。また、小さな種の場合、霧吹きなどで水やりをしてしまうと、土の下に沈んでしまうことがあり不適切です。基本的には底面給水で土を湿らせておく必要があるので、トレーなども必要となってきます。

 

5 竹ピンセット

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エケベリアの発芽したばかりの状態です。なかなかフタバ以降展開しなかったりで、この後数か月を経て、ある程度大きくなってきたところで1回目の植え替えをすることになります。1回目の植え替えといっても、かなり苗は小さく、苗を傷めないようにして植え替えたりする必要があります。この場合、ステンレス製のピンセットであると苗を傷めやすいらしいです。

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竹ピンセットで植え広げたエケベリアの幼苗

幼苗に負担が少ないのは竹製でできたピンセットだと聞いたことがあります。私は種まきのときから竹のピンセットを用いています。なかなか慣れるまで使いづらいこともありますが、竹ピンセット、おススメです。

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サボテンの幼苗

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6 種まき用土

これがなかなか難しいのです。赤玉土細粒(芝の目土)でやるという人、鹿沼土細粒でやるという人、両者を混ぜるという人、市販の種まき用培土のものを用いるという人、無菌のバーミキュライトでやる人などなどさまざまです。種の大きさなどによって変える必要もあるかと思います。ものすごく小さい種であれば、沈まないように細かい土を用いる必要があると思います。肥料分や殺虫剤を土の中に入れる人もいます。種が直接当たる部分だけは無菌のバーミキュライトを薄く敷き、その下は肥料分入りの多肉用培土にするなどで行っている人もいます。発芽には種子の栄養分だけで十分だと思いますが、早く成長させたいなどという人は下部に少し肥料分を入れておくのも良いかと思います。ただ、やっぱり肝心なのは、清潔な用土で、雑菌が繁殖しにくいものを用いるということだと思います。

私が用いたことがある土としては、以下のようなものです。

一概にこれが良いとはいえませんが、肥料なし、肥料ありで選んでみました。

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これだけを単体で用いたというよりも、肥料ありの場合は、種の当たる部分はバーミキュライトを薄く敷いたり、肥料なしでもなかにマグァンプを入れたりしたり、赤玉の細粒を足したり、鹿沼の細粒を足したりといろいろ試行錯誤しています。皆さんも、いろいろな土で自分にあったものを、うまくいったものを探してみてください。

 

ということで、なんだか長くなってしまいましたが、少しでも参考になれば嬉しいです。皆さんの実生の良い方法がありましたら、ぜひ教えてくださいね(^^)/

以上、多肉の種まきの準備編でした。

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