先週の日曜日から始まったNHK総合23:00-の「ヘチ 王座への道」を見て、「トンイ」をもう一度見てみようかなーと思ったのですが、同じ時代を扱った韓国ドラマ「チャン・オクチョン」を見ていなかったので、今更ながらではありますが、Amazonプライムで見てみました。
brooklynlifehack.hatenablog.com
チャン・オクチョンは、朝鮮史上唯一の賎民出身の王妃で、のちに降格されています。針房女官、今でいうところのファッションデザイナーのようなお仕事を宮中でするなかで、その美貌もあって、時の王・粛宗のものすごーい寵愛を受け、すでにいた王妃を追い出して王妃になれたもののそこからの転落。最後は復位した王妃を呪詛したとして賜薬により処刑されました。
朝鮮三大妖女(悪女)にあげられるほど、マイナスイメージも強いのですが、熾烈な権力闘争・派閥争いのなかで記された歴史書の評価であることもあって本来の人物がどのような方であったかはよくは分かりません。そんなチャン・オクチョンをキム・テヒさんが演じています。
ここまでのストーリーでお気づきの方、韓流マニアですね。そうです、「トンイ」にも副主役級で登場していましたよね。張禧嬪(チャンヒビン)氏です。「トンイ」ではなかなかの悪役として描かれていましたよね。トンイが太陽ならば、チャンヒビンが月みたいな感じで。
ということで、この二つのドラマを見比べてみると、とても面白いのです。「チャン・オクチョン」では、むしろトンイ(チェ氏)がヒール役でして、KARAのスンヨンさんが演じています。
「チャン・オクチョン」では、粛宗を真っすぐすぎるほど純情に愛を貫き、悲劇的な女性という視点に立っています。まあところどころ腹黒いことはしているのですが、それも含めて楽しめると思います。
価格:3,960円 |
価格:3,960円 |
私の個人的な感想では、トンイを先にみたので、どうしてもトンイを推したくはなります。コメディー要素もあったりしますしね。ここまで違う描き方ができるかーというドラマですので、見比べてみて下さいね。