ということで、この映画も見ました!
数学の天才児である姪を育てる男の物語です。
姪の母親も天才でしたが、それに苦悩し自殺してしまう。
そういう背景もあるから、男は姪を普通に育てたい。でも、周囲はそれに反発する。特に、男の母親は天才はそれ相応の教育を受けるべきという考えが強く親権裁判まではじまってしまうのでした。
天才は、とある分野に傑出して才能を持っているから、他の分野では何か足りなくなる。
コミュニケーション能力だったり、共感性だったり……
嫉妬もあって周囲の軋轢を生んで、自滅してしまう。
自分も趣味の創作の場で、そういう感じの人に良く会うのでわかりますね。
天才は壊れやすく繊細なんですよね。
だからこそ、男と母親の主張は食い違うんですよね。
そして、そのどちらもが正しい。
こういう難しい問題を2時間に収めるのはすごいな。
ただ、子育てってこのギフテッド問題は少なからずあると思うんですよね。
親とはまるで違う子供をどう育てるか。
天才でもそうでなくてもそこに悩むのはあたりまえ。だからこそ、この映画の持つ魅力が伝わりやすい。
価格:1,100円 |