多肉植物……
皆さんも一度は聞いたことがあると思います。2010年頃から植物業界に一大旋風を巻き起こし、第３次多肉ブームが到来しました。最近は一時期よりも落ち着いてきた雰囲気ですが、まだまだ根強い人気があります。
多肉植物とは園芸上の概念で明確な定義があるわけではありませんが、一般には乾燥した環境に適応すべく、葉や茎、根などに水分を蓄えることができる植物全般を指します。50数科約１万種（25科数千種とする説もある）存在すると言われています。
一番メジャーな『サボテン』も多肉植物の１つですが、こちらはこちらで種類が非常に多いため、サボテンとそれ以外の多肉植物に分けるのが一般的でして、『サボテン・多肉植物』と呼ばれることが多いです。
数多ある多肉植物のなかで、Ｍの一番のおススメは
『エケベリア』です。
エケベリアとは、ベンケイソウ科エケベリア属に属する植物です。世界で約150種の原種が知られており、そのうちの８割はメキシコに分布しています。もっとも昨今は、世界に至るところで「交配」が盛んにおこなわれているため、交配種・園芸種はどれくらいの数になるのか皆目見当がつかないくらい存在します。日本においても交配種がかなり人気です。私は原種至上主義ですが（笑）、一般種・普通種と呼ばれる昔からあってお手頃価格かつ気軽にチャレンジできる品種を基本として大切にしていくべきだと思います。非常に種類が多いので、エケベリアに興味がある方は自分好みのエケベリアを探してみてスタートすると良いです。
エケベリアの楽しみはまさに「コレクション」、そして、葉色が変化する「紅葉」にあります。
私が個人的に好きなエケベリアは『アガボイデス agavoides』と呼ばれる種類です。ツンツン＆ツルツルとした葉が特徴です。
ということで、最近の園芸はもっぱら多肉植物一色となっている私Ｍ。書きたいことは沢山ありますが、長々になってしまいますので、今回はこの辺で……。エケベリアをはじめとする多肉植物の魅力をお伝えすべく、これからもちょくちょくご紹介していきます。
