はじめに
ということでおさまけの考察記事です。
今回考えるのはアニメなら第3話・原作小説なら第1巻ラストの問題シーンです。
ネタバレ注意です。
何を考察するのか
告白シーンです。告白祭の末晴から告白について
これです。どうしてシロから奪い取ったはずの末晴をここで手放してしまったのか?
原作において
一応、これは復讐なんですよね。
自分の初恋をかなえてくれなかったから感情が暴走した。
という説明です。
ですが、ちょっと納得いってないところがあるんですよね。
そう暴走しすぎなんですよw
クロw
なのでここを深堀していきたいと思います。
クロからの告白に原因がある?
そう、物語が始まる前にクロが末晴に告白しているんですよね。
『ハル……あたしと付き合おうよ』
1巻63ページ引用
この告白セリフがいろいろと意味が込められているんですよね。
時期的に末晴とシロの関係がどんどん近くなっていた時期なんですよね。
この短いセリフですが、2通りの解釈ができます。
①黒羽は末晴に他に好きな人がいることを知ったうえで告白している
②黒羽は勝利を確信して告白している
この2通り。
黒羽は知っての通り腹黒い。ということで、自分は①の立場なんです。
このタイミングならまだ可能性があるとして告白。しかしダメだったのではないかなと。
①のもう一つの解釈は、すでに負けを悟ったうえで、告白祭までのすべてのシナリオを考えていたとかですが、それは先輩とシロの行動と言う偶発な部分もあるからそこまでは考えなくてもいいのかなとw
なので思った以上に末晴はシロにひかれていてダメだったということでしょうね。
本人も負ける可能性もわかっていたうえであの上記の告白をしたと考えるとかなり切ないですよね。
あたしと付き合ってよ?とかなら普通の告白です。
でも、「付き合おうよ?」ですからね。
嘆願みたいな意味合いが込められています。でも、ハルはそれを振ってしまった。
もうそこまでしたのに、振られたら復讐くらいしたくなりますよね。
なのでクロの心情を精読して追っていけばあの「やだ」にたどり着くんだと思います。
【楽天ブックス限定全巻購入特典 先着特典】幼なじみが絶対に負けないラブコメ 第1巻(オリジナルB2布ポスター 原作イラスト・しぐれうい描き下ろしミニ色紙) [ 松岡禎丞 ] 価格:8,800円 |