ガーデニングを楽しむなかで、欠かせないのは肥料。いろいろな植物に手軽に素早く肥効をと思ったら、やっぱり液体肥料が便利ですよね。もちろん、作物によって、場面によって、固形の有機肥料にしてみたり、化成肥料を与えたりもしますが、でも私が一番使っているのは液体肥料かな。水やり代わりにもなるし、やっぱり手軽なんですよねー。
一般的な園芸における液体肥料の二大巨頭といえば、次の2つだと思います。
住友化学園芸さんの花工場原液
皆さん、どちら派でしょうか??
ハイポネックスは、1978年の販売以来、圧倒的な支持を受け、液肥部門の売上げナンバー1。シェアで50%以上占めていると聞いたことがあります。液肥界のパイオニアここにありといった感じでしょうか。
【商品紹介:ハイポネックス原液の使い方】#初心者 #園芸のキホン|ハイポネックスジャパン
かたや住友化学園芸さんは、総合化学メーカー住友化学という大きなシナジーを生かして、肥料、農薬などなどを幅広くそろえ、私たちの園芸を支えてくださる家庭園芸のリーディングカンパニーといったところでしょうか。
新改良でパワーアップ!成分と配合量の設計を見直したグッドバランス肥料 花工場原液
ということで、どちらを選ぶかという問題が生じますよねー。ここでは両者の成分量、価格などを比較しながら、皆さんのご購入の参考になればと思います。なお、成分量等は執筆している時点のものです。変更になる場合がありますので公式HPなどでご確認下さい。
まず肥料成分量ですが、次のとおりになっています。
②花工場 チッソ8:リンサン10:カリ5
花工場は、2年くらい前に成分量を変更し、チッソが従来の5から8へと増加しました。数字が高ければよいという問題ではありませんが、花工場がパワーアップしたことは間違いなさそうです。
少々細かいですが、微量要素なども含めてみても、花工場の方が成分量が多いです。
そして、価格の面ですが、わが地方のホームセンターでの実勢価格をみると、ハイポネックスさんより花工場さんの方が若干安いように思います。ただ、ハイポネックスさんもお徳用2本パックみたいな販売をされていることもあります。
私自身は葉もの(多肉など)を多く育てているので、葉や茎の生育促進に役立つチッソ成分が多く、価格も安い花工場を愛用しています。実は改良前はハイポネックスも使用していました。
花工場の改良を受けて、ハイポネックスも何らかの改良を行うのか、これからの動向が楽しみな面もあります。
液肥のメリットは何といっても速効性ですが、その反面、肥効は長く続きません。というこで、定期的にこまめに液肥を施すことが重要です。私は、メーカー表記の希釈倍率よりもやや薄くして、メーカー表記の使用間隔も少し短めにして施肥すると良いように思います。
栽培環境などにも左右されますので、ぜひ皆さんも使い比べてみて、よりよいガーデニングライフをお楽しみ下さい!
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