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【比較】 定番 & コンビニ ザーサイ 食べ比べ

自分のなかでは何年かごとに訪れるザーサイブーム。2020年の今年、まさに訪れております。今回は、超定番の桃屋のザーサイと、セブンイレブンファミリーマートのコンビニ・ザーサイを食べ比べてみました。

……と、その前に「ザーサイ(搾菜、ジャーツァイ)について、少し勉強しましたのでお付き合いくださいね。

ザーサイは、アブラナ科アブラナカラシナ種の変種である大介菜(高菜)の茎が異常に肥大してコブ化したもの(青菜頭)とされています。そのルーツは、諸葛亮が栽培を勧めたカブ(諸葛菜)を漬物にしたものだとする説もあるようですが、漬物として販売されるようになったのは清朝末期で比較的新しい漬物です。ザワークラウト、ピクルス、キムチなどと並び世界三大漬物の一つと言われることもあるようです。なお、本場中国から輸出されるザーサイのうち半分は日本が輸入しているようです。

ザーサイは、収穫した青菜頭を天日で風干しして独特の食感を引き出し、塩漬けして乳酸発酵させた後、搾って塩分を抜くところから搾菜というようです。その後、塩・唐辛子・花椒・酒などの調味料・香辛料と甕に搾るように入れるところからも搾菜と呼ばれる所以だそうです。通常は約1年間漬け込むのが伝統的製法のようです。

日本では、1968(昭和43)年、桃屋が瓶詰の味付けザーサイの販売をはじめ、日本での普及に貢献したといわれています。ということで桃屋ザーサイは超定番といえるでしょう。

桃屋 味付ザーサイ 100g

[個人的感想]本場中国でザーサイを食べたことがないのであくまでも想像で申し訳ないのですが、おそらく今回比較した3点のなかで一番本格派なのではないでしょうか。桃屋さんもザーサイ本来の製法(風干し・多種香辛料使用・長期熟成)による「四川搾菜」を謳っています。塩味がしっかりあるので、チャーハンや炒め物、スープなどに入れるととてもいい味を出してくれると思います。辛味はあまりないように感じました。コリコリした食感がとてもよいです。桃屋さんといえばやっぱり「ごはんですよ!」ですが、なんとなくこのザーサイにも海苔佃煮のような味を感じるのは私だけでしょうか…。

セブンイレブン ザーサイ炒め 75g

[個人的感想]今回比較した3点のなかで一番サッパリしているように感じました。2種の豆板醤が使用されているようですが、辛味はあまりないように感じました。際立った特徴があるというわけではないですが、その点は裏を返せば、万人受けする食べやすいザーサイだということになると思います。私は今回のなかで1番好きです。

ファミリーマート ピリッと旨い ザーサイ 90g

[個人的感想]ネーミングにもあるようにピリ辛です。ごま油やラー油が今回食べた3点の中で一番強く感じました。そのため風味豊かです。ピリッとする辛さは、お酒のおつまみにもとても良いのではないでしょうか。内容量90gで122円とコストパフォーマンスもよいと思います。

以上、簡単な感想でした。ぜひ皆さんも食べ比べてしてみてください。

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