スポンサーリンク

【夏休みに見たい映画紹介】ハドソン川の奇跡~奇跡を起こした男が裁かれる!?~【ネタバレ注意】

あらすじと予告

www.youtube.com

俳優としても監督としても著名なクリント・イーストウッド監督と、名優トム・ハンクスがタッグを組んだ人間ドラマ。2009年1月15日、突然の全エンジン停止という危機に見舞われながらも、ハドソン川に不時着して乗客全員が生還した航空機事故のてん末に迫る。『サンキュー・スモーキング』などのアーロン・エッカートらが共演。機長の手記を基に描かれる、奇跡の脱出劇の背後に隠された真実に言葉を失う。

シネマトゥデイチャンネルより

主人公は、飛行機パイロットのサレンバーガー機長。彼が機長を務めていた飛行機に突如エンジントラブルを起こしてしまい、急遽ハドソン川に不時着する。乗員乗客全員を救った彼は英雄として、もてはやされるが、事故調査委員会は彼の判断をミスだと断罪する。

感想

硬派な人間ドラマを描いた社会派的な作品でした。

事故調査委員会は保険などにも影響を及ぼすので、民衆のように彼を単純に英雄として祭り上げることはできない。そして、英雄を断罪していく。この英雄を追い詰める法廷ドラマの要素が物語に緊迫感を生ませています。

自分がよく書いているweb小説でも、主人公が理不尽な目にあって、それを覆すためにがんばっていく小説が流行していますが、話の流れとしてはやっぱり王道ですよね。

シュミレーションの結果、飛行機は不時着せずに戻ることができたと主張する断罪派。

それに追い詰められて苦悩していく英雄。

勝負の分かれ目は、空港に戻れるというシュミレーション結果をどう扱うのかでした。機長側はこう反論するのでした。

「真剣にやってください」「今のパイロットたちの動きは、はじめて事故に遭遇したものだと思えません」

うすら笑いを浮かべて余裕の表情だった断罪派が苦い顔になっていくのは必見です。

機械的な要素ではなく、人間としての判断を重視した機長。色んなものを伝えてくれます。

<執筆者>

D

プロフィール

関東圏の国立大学を卒業し、働く社畜。よく上司とけんかするが、仕事は割とうまくこなしている。社畜の癖に根っからの自由人で、オタク。趣味で同人小説や同人ゲームを作っている。将棋も趣味でアマチュア三段。将棋ラブコメ小説が投稿サイトで累計50万PVを達成したり、将棋研究ブログがその筋の人にはわりと有名だったりする。大学時代は歴史研究に没頭したせいで満洲語やトルコ語がある程度わかる変な特技を持つ。かなりの凝り性。趣味は将棋と読書とゲーム。

スポンサーリンク