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【ネタバレ注意】『オリエント急行殺人事件』感想!~古典的名作~

アガサクリスティーの代表作!

名探偵ポワロが今日のテレビでやっていたので見ました!

 

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会話劇が素敵ですね。

 

「家庭教師ですか?」

「コネも才能のうちだ!」

「無礼をするつもりはありませんでした」「少しくらいの無礼は問題ないわ」

 

無理やり相部屋にするポワロさんww

 

「最高に聡明な方でした。顔は株みたいだったけど」

 

 

今日、地上波初だったんですね!

 

アメリカ人の美術商が、マフィアに狙われているから助けてほしいとポアロさんにお願いするが、断ってしまう。しかし、急行は雪のため途中で立ち往生。その間に美術商が密室で殺害されてしまう。12か所の刺し傷を受けて……

 

休暇なのにいやいや調査をしなくてはいけなくなる名探偵!その美術商が実は犯罪者だったことまで突き止める。子供を誘拐して、身代金を確保したうえで、子供を殺害。子供が殺害されたことで母親は絶望し、妊娠中の子供を死産し自身も死亡。人生に絶望したポアロの友人だった父親も自殺しました。

 

容疑者は13人の乗客!

 

証拠を消滅させようとする者

お互いにかばい合う者

襲われる乗客

嘘をついている乗客

探偵を殺そうとする者

 

「真実を知るものがふたりいる。神とエルキュール・ポアロだ」

 

 ついに探偵は真実にたどり着きました。

 ここからは本編の重大なネタバレになりますので、ご注意ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと乗客は全員、誘拐されて悲劇に見舞われた家族の関係者。

彼らは、みんな悲劇の家族に恩義があったのでした。

 

そう、犯人は車掌を含む乗客13人全員でした!!!!

 

全員が犯人だったからこそ名探偵をかく乱し、犯行を成立させることができたのでした!

 

いや~犯人が全員とは、なんとも大胆な手口ですね。

 

私を殺せばいい。真実を明らかにすることが本当に正義なのか?

 

探偵も苦悩しているんですね。

 

相棒の

 

杉下右京vs小野田官房長の議論を思い出します。あの作品の論争もこのあたりから来ているんでしょうね!

 

一つの事件が多くの人を狂わせてより大きな悲劇を作り出してしまう。

 

 真実を明らかにするだけではない。

真相を隠蔽し、新しい事件を解決するために彼はエジプトに向かうのでした!!

 

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