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【うなぎ屋探訪】 うなぎ割烹 山田 (千葉・香取市佐原)行ってきました

千葉県の北総地域(香取・成田)には、数多くの鰻屋さんがあります。
利根川印旛沼など水資源が豊富な土地柄ということもあり、昔から川魚料理に親しみ、なかでも栄養価の高いうなぎ料理が食文化として広く定着してきました。

今回は、水郷のまちとして発展してきた小江戸の情緒あふれる「佐原」で、創業300年の伝統を誇る老舗『うなぎ割烹 山田』さんに行ってきました!

超・有名人気店で、11時の開店と同時に行列になってしまうこともあるらしく、開店の15分前に着くと……平日にもかかわらず、すでに3組のお客さんが並ばれていました。現在はコロナ対策のため座席を減らして営業されていることもあり、もしや初回に入れないかと思いましたが、ギリギリ入れました。

山田うなぎさんの「うな重」は、鰻とご飯が二段に分かれているのが特徴です。これはかつての旦那衆が鰻をお酒の肴にしていた名残りからきているらしいです。
一般に「うな重」と呼ばれているものは、山田うなぎさんでは「直のせ」の意味からか「じか重」といいますのでご注意下さい。今回、私は「じか重(上)」をお願いしました。注文から25分くらいで配膳されました。

うな重箱に対して縦置きされているうなぎは、ふっくらしつつ、炭火で焼いたカリっとした食感と香ばしさもあって、濃いめの甘辛タレも絶妙で美味しいです。調べたところ山田うなぎさんは、「箱蒸し」という特別な手法を採用されているらしいです。この箱蒸しとは、通常の蒸気ではなく、鰻自身の余熱を利用して蒸しあげる手法のようです。この手法は、山田うなぎさんだけだという話もあります。なので、関西風と関東風の中間に位置付けられる鰻のようです。

ボリュームたっぷりでしたが、ペロリと大満足でした。贅沢をしてしまいました。

なお、今回は『うなぎ割烹 山田』さんの本館(本店)の方に伺いましたが、国道51号沿いに『うなぎ割烹 山田 別館』もあるのです。別館は、本館と業務体系が少々異なるらしく、味も少々違うそうなのです。こちらも機会があれば行ってみたいです。

うなぎ割烹 山田
場所:千葉県香取市佐原イ457
アクセス:JR成田線佐原駅から徒歩7分 佐原駅から433m
営業時間:11:00〜14:30 16:30〜19:30 月曜定休(祝日の場合は翌日休)
駐車場:第1・第2駐車場あり

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