vol.3 ラウイ laui
ドイツ出身の宣教師であり、アメリカ・メキシコに移住して多肉植物コレクター・ハンターとしても活躍されたアルフレッド・ラウさん(Alfred Bernhard Lau,1928-2007)がメキシコ南部オアハカ州のサラド・キオテペック川そばの渓谷で発見し、1976年に発表された原種です。ラウさんを称えて、その名が付けられました。
私、多肉を始めるきっかけになったのが、サボテン・エキノケレウスの紫太陽(Echinocereus rigidissimus v. rubrispinus Lau 088)なので、ラウさんには特別な思いがあります。敬意を表して、ラウ先生とお呼びしましょう!
ラウ先生の人となり、植物となりについては、Webシャボテン誌上に掲載された熱川バナナワニ園の清水さんの追悼記事を参照させていただきました。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~manebin/saisin/shimizu_lau/shimizu.html
このラウイ、とっても魅力的な白粉系の原種でして、エケベリア好きは必ず持っている、持っていなければならないといっても過言ではないエケベリアと思います。ただ、なかなか綺麗に作るのが難しいですよね(^-^;
ラウイの真髄は、粉たっぷり、ずんぐりむっくり、葉幅は広く、葉先は丸く、ぷっくりと……しかし、下手な私はなかなかうまくいきません。栽培環境はもちろんのこと、優れた個体であることも必要ですよね。
なんといっても光が大事。日光をたくさんあてることで、白い粉が浮き上がってきます。頭からの水やりはやめた方が良いのだけれども、面倒なときはやってしまう、私m(__)m 植え替えや枯葉取りも一苦労するラウイ。
暑さには強い感じだけど、湿気には弱く、いつの間にかジュレったり…。他方、冬は寒さにやられ下葉が徐々に枯れたりして、春には一回り小さくなってしまったり…。
↑ 幼苗。気を抜いてたら、葉が伸びてきてしまった(^-^; 挽回できるかな。
私は、カンテcanteよりもラウイ推しだなww
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ラウイは交配にも多く使われていますが、なかでもおススメは、ラウリンゼLaulindsa(laui×lindsayana)です。本当に丈夫で育てやすいし、かわいいし、増やしやすい。
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一緒に魅力的なラウイを作りましょう!
*エケベリア紹介 バックナンバー
vol.1 東雲 vol.2相府蓮