グラスジェムコーン、知っていますか？？近年人気上昇中の観賞用トウモロコシです。色とりどりのレインボーカラーが映えると話題です。
このトウモロコシは、ネイティブ・アメリカンのカール・バーンズさんという方が育種したとうもろこしでして、遺伝子組み換え作物ではありませんので、安心して育てられます。
通常の食用トウモロコシと同様に育てることができるので簡単ですが、いくつか注意しておいた方がよい点があります。
①ポップコーンなどの食用にも一応できますが、食用のスイートコーンなどと比べたら、あまり美味しいとはいえないので、オーナメントとして活用することをおススメします。
②食用のスイートコーンに比べて、かなり大きく成長します。2～3mくらいです。深型のプランター栽培も可能とされていますが、できれば地植えがよいです。
③トウモロコシは風を媒介して花粉を飛ばして受粉する風媒花であるので、他の種類のとうもころしの近くに植えると性質が変わってしまいます。特に食用の甘い美味しい種類のとうもろこし近くに植えると美味しくなくなることもありますので注意が必要です（キセニア現象といいます）。
④色とりどりのカラフルなコーンにするためには、種の色の違う苗を隣に植えるとよいです。同じ色の種の苗を近くに植えないようにしましょう。
私は、2017年から育てていて、沖縄スズメウリ、おもちゃかぼちゃとともにハロウィン飾りとして大活躍してくれました。
グラスジェムコーンは、趣味家の方々がフリマアプリやオークションサイトなどに出品されており、比較的入手しやすいと思います。ぜひ来春はグラスジェムコーンの種を入手して、育ててみてくださいね。
