今日は初代ゴジラを見ていました!
ネットフリックスで!(^^)!
価格:2,200円 |
ゴジラは社会の教科書にも載るくらいの反戦映画ですが、ゴジラってなんの比喩なんだろうって考えると色々と考えられそうですよね。
①核兵器or核戦争説
ゴジラは核の実験で生み出された怪物ですので、これが王道でしょう。
第二次世界大戦で荒廃した日本が少しずつ復興したところで、やってくる災厄。
米ソ冷戦の最中でもありますからね。
いつかゴジラ=核兵器・核戦争がやってきて、戦争に生き残った人たちの命も無慈悲に奪ってしまう。
映画の要所要所で太平洋戦争を生き残った人たちの声が聞こえてくるのもこの説を強化します。
②神
ゴジラは神でもあると思うんですよ。英語の表記も「GODZILLA」ですからね。
海と言う大自然に眠り、起きてすべてを奪っていく無慈悲な存在。
あらがえないほどの絶対的な存在。
でも、作中で人間はゴジラと戦い勝利を収めてしまう。
カラマーゾフの兄弟のように神殺しの物語でもあるんですよね。
科学技術によって神を超越してしまう。ある意味では人間の傲慢さみたいなものもあると思うんです。
③台風や地震などの自然災害
これはどちらかといえば、シンゴジラなのかもしれません。
東日本大震災を経験したことで、人間の限界みたいなものがみんな痛感した。
②と同じで人知を超える存在への畏怖。
その比喩なのかなと。
➃B29爆撃機
初代ゴジラが初めて劇中に出てくる有名なシーンで、発見者が持っている武器が竹槍なんですよね。
そこらへんはB29に竹槍で挑むような日本人という構図に近い気もします。
自分たちの身近な存在を無慈悲に奪う悪魔のような存在。
核攻撃すらも可能なある意味では悪意の塊。
それのメタファーなのかもしれないなと思いました。