スポンサーリンク

D 英語多読100万語への道『The Gift of the Magi』(無料で学ぶ英語学習~海外版青空文庫徹底活用~)

Project Gutenberghttps://www.gutenberg.org/wiki/Main_Page)というサイトを知っていますか?

実はこれは海外版青空文庫なんです。著作権が切れた海外の本を公開しているすごいサイトです。

これを英語学習で徹底的に活用していくつもりです。

一番最初に選んだの有名なO・ヘンリーの短編『賢者の贈り物』です。

『The Gift of the Magi』(https://www.gutenberg.org/ebooks/7256

magiというのは、キリストの誕生日に東方から来た3人の三賢者のことですね。

言い回しは古風なんですが、翻訳版を何度も読んでいるので、結構、意味は理解できます。対訳版で読んでいる感じでした(笑)

ちなみにこんな感じのお話です。

貧しいジェイムズ・ディリンガム・ヤング夫妻が相手にクリスマスプレゼントを買うお金を工面しようとする。
夫のジムは、祖父と父から受け継いだ金の懐中時計を大切にしていた。
妻のデラは、その金時計を吊るすプラチナの鎖を贈り物として買うかわりに、夫妻が誇るデラの美しい髪を、髪の毛を買い取る商人マダム・ソフロニーの元でバッサリ切り落とし、売ってしまう。
一方、夫のジムはデラが欲しがっていた鼈甲の櫛を買うために、自慢の懐中時計を質に入れてしまっていた。
物語の結末で、この一見愚かな行き違いは、しかし、最も賢明な行為であったと結ばれている。

wikipediaより引用https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%A2%E8%80%85%E3%81%AE%E8%B4%88%E3%82%8A%E7%89%A9

これで読んだ文字数は「2117 語」になりました。

The magi, as you know, were wise men—wonderfully wise men—who brought gifts to the Babe in the manger. They invented the art of giving Christmas presents. Being wise, their gifts were no doubt wise ones, possibly bearing the privilege of exchange in case of duplication. And here I have lamely related to you the uneventful chronicle of two foolish children in a flat who most unwisely sacrificed for each other the greatest treasures of their house. But in a last word to the wise of these days let it be said that of all who give gifts these two were the wisest. Of all who give and receive gifts, such as they are wisest. Everywhere they are wisest. They are the magi.

『The Gift of the Magi』より

このラストは名文ですね。

<執筆者>

D

プロフィール

関東圏の国立大学を卒業し、働く社畜。よく上司とけんかするが、仕事は割とうまくこなしている。社畜の癖に根っからの自由人で、オタク。趣味で同人小説や同人ゲームを作っている。将棋も趣味でアマチュア三段。将棋ラブコメ小説が投稿サイトで累計50万PVを達成したり、将棋研究ブログがその筋の人にはわりと有名だったりする。大学時代は歴史研究に没頭したせいで満洲語やトルコ語がある程度わかる変な特技を持つ。かなりの凝り性。趣味は将棋と読書とゲーム。

スポンサーリンク